ゾーホージャパンは6月12日、教育機関や研修機関が生徒にオンライン授業を提供するためのアプリケーションである「Zoho Classes」を発表した。生徒100人までは無償で利用可能。

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同社の親会社である印Zohoは、新型コロナウイルスの感染拡大により深刻な影響を受けている教育、非営利団体及び政府、小売の3領域で、困窮する企業や組織を支援する「Vertical Relief Plan(VRP)」という取り組みを推進しているという。

新アプリは、この取り組みの一環として教育機関や研究機関を対象に提供するもので、教師が動画コンテンツの配信やクラスの生徒に対する連絡、宿題管理などを1つのプラットフォーム上で実施できるようにするものだという。

同アプリの主な特徴と機能は以下の通り。

単一のインターフェースで講義のアップロード、授業のライブ配信、期限を設定した宿題の共有及び提出物の回収が可能という。

生徒は、学校から直接送信する招待状を受け取って初めてグループへの参加が可能になるため、プライバシーや安全性を確保できるとのこと。

教師と生徒が同じアプリケーションにログインして利用するため、送受信する内容を管理者が集中的に監視可能という。

同社の全ての製品と同様に、世界最高水準のセキュリティ規格に準拠するという自社のデータセンターで運用しているとのこと。