インターステラテクノロジズ(IST)は6月12日、6月中の打ち上げを予告していた観測ロケット「えんとつ町のプペル MOMO5号機」の打ち上げ日を6月13日に決定したと発表した。
打ち上げ予定時刻は13日午前11時としているが、企業条件や打ち上げの準備状況などの要因を考慮し、打ち上げ可能時間帯としては11時~12時20分、16時5分~17時50分(いずれも日本標準時)としている。また、13日に打ち上げ条件がそろわなかった場合、打ち上げそのものを延期する可能性もある。
なお、打ち上げに関しては完全無観客での実施となる。そのため、見学場の封鎖ならびに立ち入り制限区域の拡大、メディアの入場制限なども行われ、打ち上げの様子はYouTubeなどにてライブ配信が行われることとなる。同社が今回の打ち上げに際し、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた対策は以下の通り。もし、同社の対策に向けた取り組みを無視し、少しでも近いところで見学しようと現地に赴く人が居た場合、打ち上げそのものが中止となる可能性もあるため、同社としても、現地での見学は控えてもらいたいと呼びかけている。
- 打上げ日時の発表を直前まで控える
- 見学場封鎖による完全無観客打上げ
- 見学の方が大樹町に来ないように自粛を呼びかけ
- 立入り制限区域の拡大(打上げを見られる場所を大幅に減らす)
- 制限区域外で人が入れそうな場所へのパトロールと声掛けの準備
- YouTube、ニコニコ動画によるライブ配信の充実(詳細はISTの公式Facebook、Twitterを参照)
- メディアはオンライン取材とし、打上げ取材はカメラマンのみに制限
- 打上げ後記者会見は、オンラインで実施
- 新聞・チラシ等で立入り制限区域やパトロールエリアを周知