アイシン精機は米QC Wareと自動車アプリケーションにおける量子最適化と量子機械学習アルゴリズムの影響を調査する研究に関する協業を行っていくことを明らかにした。

QC Wareは、量子コンピューティングハードウェアで実行するエンタープライズソリューションを構築するサービスの提供を目指す量子コンピューティング企業で、今回の両者による研究は、 オートマチックトランスミッションのソフトウェアの品質保証を含む、重要な自動車部品設計の課題の解決に重点を置くものになるという。

また、ロジスティックサービスのビッグデータ計算における計算のボトルネックを解消する方法についての調査も進めているという。

なお、今回の研究では、D-Wave Systemsと米Rigetti Computingの量子コンピュータを利用しているという。