リコージャパンは6月5日、中堅中小企業向けにニューノーマル(新常態)環境下での業務効率化や生産性向上を実現するソリューション商品群として、新たに「RICOH Digital Processing Service」の提供を開始した。建設業や不動産業、製造業、福祉介護業など10業種と共通業務となるバックオフィスを重点領域とし、業務視点での業務改善を通じてデジタルワークプレイスづくりを進めていくという。
新ソリューションは業種業務ごとの固有の業務フローをデジタル化し、エッジデバイス、自動化サービスなどを組み合わせて、ニューノーマルに対応した新しい働き方を支援し、オフィスやホーム、現場など働く場所を問わず、自動化・省力化で仕事場に密環境作らずに業務の生産性向上を支援する。
今回は、建設設備業向けの「RICOH Digital Processing Service 建設業 図面変換・社内外データ活用パック」や建設土木業向けの「同 工事現場・遠隔臨場パック」、不動産業向けの「同 不動産オンライン営業パック」、福祉介護業界向けの「同 福祉介護オンライン面会パック」など、計10パックを順次発売する。
これにより、これまで提供してきた業種業務パッケージとあわせて110パックをRICOH Digital Processing Serviceのラインアップとして展開する。
また、RICOH Digital Processing Serviceと組み合わせて活用するエッジデバイスとして、本体と保守料金をセットにした月額料金制(7900円、契約期間は5年間)を採用したA4カラー複合機「RICOH IM C300DG」を6月8日に発売。
請求書に記載された情報を自動認識してデータ化し、業務システムに連携できる「RICOH Cloud OCR for 請求書」などと組み合わせ、請求書の処理業務を効率化するなど、構成の一部としてワークフローのデジタル化を進めていく。