フォトシンスは6月5日、同社が提供するスマート入退室ソリューション「Akerun入退室管理システム」の新機能として、後付け型のタッチレスエントリー(非接触での入退室)ソリューションとなるドア自動開閉装置との連携機能を提供すると発表した。

オフィスの入退室を管理するドアは、不特定多数の人間が出入りすることから、新型コロナウイルスの感染予防の観点からこまめな洗浄や消毒が求められる箇所となっている。今回の同社の取り組みは、そうした取り組みの支援に向けたもので、電気錠/電磁錠に後付けできるAkerunコントローラーのオプションとして、タッチレスエントリー・ソリューションとなるドア自動開閉装置との連携機能を開発したとする。

同連携機能では、オフィスの既設の電気錠/電磁錠を備えたドアに後付けでAkerunコントローラーとドア自動開閉装置を導入・連携させることで、ユーザーはドアのレバーハンドルやドアノブに触れることなく、ICカードや交通系ICカードアプリをNFCリーダーにかざしたり、スマートフォンの専用アプリで通信するだけでドアの解錠と開閉ができるようになるという。

Akerunタッチレスエントリー・ソリューションのデモの様子

なお、同ソリューションは、Akerunコントローラーのオプション機能として即日提供を開始。価格や対応する電気錠/電磁錠やドアの種類などについては、オフィスのドア環境や電気錠/電磁錠の種類によって異なる場合があるため個別対応としている。

  • Akerunコントローラー

    Akerunコントローラーの構成概要 (編集部撮影)