NTTコムウェアは6月4日、クラウド型勤務管理サービス「follow」を、新型コロナウイルス感染症の拡大抑止・収束に向けて、働き方への対応を求められる企業を支援することを目的に同日から9月30日までの利用申込み者を対象に最大6カ月間(利用開始月を含めた6カ月)無償提供すると発表した。初期費用は無料、月額利用料は税別で200円/ID~。

followは、企業の勤務管理業務を支援する「勤務管理、休暇管理、工数管理、旅費管理」など、一連の機能をクラウド環境で提供しており、インターネットに接続できる環境があればパソコン、スマートフォン、タブレットからも勤務状況の申請・承認ができるという。

  • 「follow」勤務申請画面のイメージ

    「follow」勤務申請画面のイメージ

また、固定時間勤務だけでなく、フレックスタイム制・時差出勤・分断勤務・裁量労働制・シフト勤務などさまざまな勤務体系をサポート。勤務申請時間に合わせた作業内容の登録を可能としており、作業ごとの工数の可視化ができるほか、パソコン起動・シャットダウン時刻のログやスマートフォンからの位置情報の取得も可能としている。

在宅勤務・テレワークにおいては、勤務状況の把握が困難になる傾向にありことから、勤務時間や残業予定を事前に上長に申請した上でパソコン起動・シャットダウン時刻ログにより勤務時間のエビデンスを取得。事前の申請内容と実績の乖離を確認することで、勤務時間、時間外労働時間の適正化を図ることも可能となる。

さらに、工数管理機能を用いることで、社員の稼働管理も可能なため、投入された稼働を分析することで生産性の向上や原価管理にもつながり、複雑な勤務体系もパターン登録をすることで簡単に管理が可能になり、分断勤務や裁量労働制など幅広い勤務体系に対応し、さまざまな勤務体系を一括管理することができるという。