ICTサービスのアウトソーシングビジネスを展開する日本サード・パーティは3日、スタートアップやソフトウェア開発事業者向けにクラウドサービス化やサブスクリプションモデル化への事業移行を支援するサービス「Kyrios(キリオス) for ISV」の提供を開始した。
ソフトウェア開発事業者(ISV:Independent Software Vendor)向けに自社ソフトウェア製品のSaaS化、サブスクリプション化移行を支援する「Kyrios for ISV」では、以下の4つのプランを用意している。
全体設計、ネットワーク設計、インスタンス構築、ミドルウエア導入などベーシックなクラウド環境整備を支援する「Basic Lift Pack」他社クラウドからの自社クラウドへの移行を支援する「Moving Pack」、本格的にSaaSでのサービス提供を行うために必要なSLA(Service Level Agreement)構築のノウハウとサービスの冗長化設計、DR設計、スケーリング設計などの支援を行う「SLA Pack」。ハイブリッドやマルチクラウド環境を提供するためのコンテナ化を支援する「コンテナマルチクラウド Pack」。
また、全パッケージ共通でクラウドの運用・監視サービス「Kyrios」のスタンダードプランと月あたり20時間の問合せサービスの提供が行われる。「Kyrios」は、クラウドの監視・トラブルシューティング、ID管理、バックアップ・リストア、セキュリティパッチの管理・適用などクラウドの設計構築から運用監視までを一括で支援するサービスで、「Kyrios for ISV」は、そのソフトウェア開発業者向けのプランとなる。