SCSKは6月2日、SCSK自社開発のERP「ProActive(プロアクティブ)」とAI(人工知能)を搭載した光学式文字読み取り技術であるAI-OCRを組み合わせた、「ProActive AI-OCRソリューション」の第二弾として、「AI請求書読み取りソリューション」を提供開始したと発表した。

「AI請求書読み取りソリューション」は、請求書上の文字情報をデータ化するAIを搭載したOCR連携ソリューションで、ディープラーニング(深層学習)技術を用いたAI-OCRにより、事前の帳票定義を必要とせずに、請求書上に印字されている請求日付・請求書番号・金額などの情報を読み取り、データ化。データ化した情報を会計システムへ連携し、自社の支払予定情報との照合や請求書情報をもとにした支払伝票データの作成が可能だという。

  • 術であるAI-OCRを組み合わせた、「ProActive AI-OCRソリューション」の第二弾として、「AI請求書読み取りソリューション」

今回「ProActive AI-OCRソリューション」のメニューの一つに「AI請求書読み取りソリューション」が加わり、「請求書情報のデータ化」「請求書データの管理」「会計システムとの連携」の3つの機能を提供。

請求書情報のデータ化では、請求書上に印字されている請求日付・請求書番号・金額などの情報を読み取り、データ化。請求書データの管理では、データ化された請求書情報を画面上で検索や照会ができ、読み取り情報の修正や不足情報の追加登録も行うことができる。

月額利用料は200,000円(税別)~。

今後は、更なる機能強化とともに、ProActive以外のERPパッケージとも連携できるよう、機能拡充を予定しているという。