英Armの日本法人であるトレジャーデータは6月2日、Armのカスタマーデータプラットフォームを活用して顧客企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援する既存および新規のパートナー企業を対象に、従来のパートナー制度を刷新・強化した新プログラム「Arm Treasure Data Partner Certification Program」を開始したことを発表した。
このプログラムは、「Arm Treasure Data CDP」を活用したビジネスを推進するパートナー企業に対し、技術支援や営業支援、トレーニング、共同マーケティングなどを通じた総合的なサポートを提供するもの。
Armが4月に提供開始したトレーニングサービス「Treasure Academy for CDP Masters」の認定制度とも連動し、その認定者数や導入事例数などを指標として公式パートナーのランクを認定、各ランクに応じたメリットを段階的に提供するという。これにより、パートナー企業ごとに異なるニーズにも包括的に対応し、スピーディかつ高い品質のサポートを実現できるとしている。
同プログラムには、「マスターパートナープログラム」と「テクノロジーパートナープログラム」の2つのカテゴリーがあり、マスターパートナープログラムは、Arm Treasure Data CDPを活用したシステムの提案や導入支援、コンサルティング、技術サポートなどを行うパートナー企業を対象としたもの。
また、テクノロジーパートナープログラムは、自社製品・サービスとArm Treasure Data CDPを組み合わせたソリューションを提供するパートナー企業を対象に、システム連携のためのコネクタの開発支援を行うものだということだ。