SCSKは5月26日、クラウド化に伴う最適なデータベース(DB)を提案・移行・運用に至るまでトータルサポートする「クラウド・データベース・マイグレーション・サービス」を、同日より提供開始することを発表した。
同サービスにより、クラウド環境のグランドデザインからデータベースの選択・移行を、コストを抑え確実かつスピーディーに実現するという。
クラウドへのリフト、バージョンアップ、さらには異種データベース間マイグレーションまで、クラウド化に伴い想定されるあらゆるシーンに対し、自動化された実行基盤上への構築とスムーズな移行プロセスの標準化により、クラウド環境のメリットを最大限に享受できる環境を実現するという。
同社では、インフラ基盤やアプリケーション基盤、開発ツール、開発管理・運用管理ツールを「S-Cred+プラットフォーム」として統一し、4月から順次、全社の開発案件に適用を開始したという。移行先を同プラットフォームにすることで、より効率的で属人化しないシステム運用が可能になるとしている。
データベースの移行には、クラウド環境へ移行を検討中の顧客に対し、新環境に最適な構成を提案してデータベース・マイグレーションに関わるコストの評価を無償で実施する「無償アセスメント」、実際に小規模でのマイグレーションを実施することで移行実現性を確認する「PoC(Proof of concept :概念実証)」、新環境へのデータベース移行の技術提供・支援を行う「データベース・マイグレーション」、そして24時間365日、日本語サポートを提供する「保守サービス」という4つのステップがあり、それらの課題に対するソリューションを提供するということだ。