トヨクモは5月25日、サイボウズが提供する業務アプリクラウド「kintone」と連携して利用する「kViewer」に、「ダッシュボード機能」「デザインテンプレート」を追加し、同日から提供開始したことを発表した。
今回、kViewerに新たに「プロフェッショナルコース」が追加され、「ダッシュボードビュー」機能が利用できる。ダッシュボードビュー機能は、kintoneで管理するあらゆるデータやグラフを、1つの画面で集約・分析が可能となり、データの視覚化を実現するものだ。複数のビューを一画面に表示することで、様々な視点から状況を一目でリアルタイムに把握することができるという。
また、ドラッグ&ドロップの簡単操作で複数のビューやラベルを自由に配置し、様々な用途に合わせて、短時間で独自の希望に沿ったグラフィカルなビューを作成でき、たとえば「システムに詳しい担当者はいないが、BIツールを作成して一目で分析や把握をしたい」といったニーズに対し、迅速に対応できるとしている。
また、プレミアムコース以上で利用できる「デザインテンプレート」は、理想のデザインとなるビューをテンプレートストアよりダウンロードしてファイルをインポートすることで、簡単に独自性のある卓越したビューの作成できるもの。デザインテンプレートは全て無料でダウンロード可能だという。
さらに近日中には、プロフェッショナルコースの新機能である「高度なグラフビュー」機能も追加予定だという。これは、kintoneでは実現できない、2軸グラフ等の作成ができる機能で、棒グラフと折れ線グラフなどの複数種類のグラフを同時に描画でき、自由度の高いグラフの作成が可能とのことだ。