JR東日本(東日本旅客鉄道)は同社プロジェクト「東京感動線 TOKYO MOVING ROUND」において、特定非営利活動法人エティック(ETIC.)と連携したイベント型オンライン市場「新・夜市(β)」を開催する。
山手線を起点とした東京エリアも含めて広く活躍している若手起業家などが、オンライン上で自分の商品のプレゼンテーションを行い実際に一部の商品の販売を行う。チャレンジする人を支援したい、新しく個性的な商品が好きな応援参加者(一般参加者500円、学生無料)と起業家がオンライン(Zoom)で出会えるもので、顧客目線で新しいアイデアを出すといった双方向参加型のイベント。
出店者はデニム製造やフルーツアドバイザー、キャンドラーなど期待される若手起業家10名が予定されている。"何があるかは分からないけど、今まで見たことのないものに出会えるかもしれない"夜市さながらの偶発的な出会いのマーケット、起業家としての意見交換の場としての要素も打ち出されている。イベントは、2020年5月26日の19時から21時30分開催。参加者は事前にWebサイトで申込を行う。参加定員は80名で定員になり次第募集終了となる。
JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革 2027」を策定しテーマの一つである「都市を快適に」を実現するため山手線を起点とした「東京感動線」プロジェクトを推進している。今回のイベントもその延長線上にあり、同イベント以外にも"けん玉"を使って山手線の駅を表現するイベント「TOKYO KENDAMA ROUND 2020」や自宅で楽しめるコンテンツを紹介するWebサイト「♯心豊かなおうち時間 ♯みんなでつなげる山手線」を開設している。