トランスコスモスは5月15日、LINEが提供する、スマートフォンに最適化したというデジタルチラシサービスである「LINEチラシ」の取り扱いを開始すると発表した。パーソナライズ化したチラシ情報をコミュニケーションアプリであるLINEを通じて配信することで、さらなるリーチの拡大に加え、ターゲット層の最適化や効果検証によってPDCA運用が可能となり、より効果的なオフライン販促プロモーションを実現するという。
LINEチラシは、これまでオフラインでの配布が中心だったチラシやDM(ダイレクトメール)に代わるものとして、ユーザーの興味関心・生活エリア・タイミングに合わせて、ユーザーごとに最適化した商品情報をLINEを通じて配信する、スマートフォンに最適化したというデジタルチラシサービス。
今回同社がサービス提供を開始する「LINEチラシ メディアフォーマット」は、LINEのユーザー属性や利用状況に応じて、ユーザーごとに最適化した商品情報を配信できるというフォーマット。
LINE上にユーザーごとにパーソナライズした状態で、近隣店舗の商品情報や、ユーザーによる閲覧履歴・店舗登録・お気に入り商品の登録などを基にしたレコメンドを掲載するという。
また、従来の折り込みチラシではできなかったターゲット層へのリーチ最適化や、閲覧・来店データの取得による効果検証が可能になるため、オフライン販促プロモーションにおけるPDCA運用を実現するとしている。
同社は、このようなサービスの提供を通じてOMO(Online Merges with Offline)サポート体制をさらに強化し、引き続き流通・小売業界を中心としたユーザー企業のデジタルトランスフォーメーションを支援していくという。