Intelは5月4日(米国時間)、Mobility as a Service(MaaS)ソリューションとして都市交通モビリティ・アプリケーションを提供するMoovitを約9億ドルで買収したことを発表した。

Moovitは、これまで世界102カ国3100都市で8億超のユーザーにサービスを提供してきた。また、Intel傘下のMobileyeは現在25社以上の自動車メーカーと提携し、約6000万台の車両にADASとしてのビジョン・セーフティなどを提供してきており、今回のMoovitの買収により、MoovitはMobileyeの事業にブランドと既存のパートナーシップを維持しつつ加わることとなり、Mobileyeは自動運転とMaaSの2つの側面からモビリティの確認に向けた取り組みを進めていくことになるという。

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    Moovitのモバイルアプリケーションのイメージ (C)Moovit

なお、Intelでは2030年までに総額2300億ドル以上となるADAS、データ、MaaSといった急成長市場にフォーカスしており、今後もデータリッチな新市場の機会に対応できるように投資などを行っていくとしている。