日立グループで情報・通信事業を担うIT企業、日立ソリューションズ・クリエイトは、社内の人事総務部門や製品保守・社内システム管理部門などに特化したチャットボット「AIプラス チャットボット案内サービス」の販売を開始。サービス提供は2020年6月1日開始を予定している。
製品は、業務のシーンごとに同社が強みを持つAIをプラスしていくコンセプト「AIプラス」シリーズにラインナップされるチャットボット製品。対象業務を絞ることで精度を高め導入工数や導入後のメンテンスといった維持管理工数の削減支援を掲げている。広範に及びがちな「人事総務部門」と技術伝承が難しい、専門的な「製品保守・社内システム管理部門」をおもな対象としている。
ミニマムスタートから随時、運用部門がFAQを追加し安定したAIチャットボットを育成する枠組みを提供。人事総務部門では一般的に使用されるFAQテンプレートも提供される。チャットボット運用で重要な役割を担うメンテナンスに関しては、メンテナンス用のAIが類似するFAQを自動抽出し表示する管理サポート、カテゴリー情報の自動付与などのデータ整理を行い担当者をサポートする。
クラウド版とオンプレミス版が用意されており、クラウド版は初期費用が400,000円(以下、税別)、月額200,000円。FAQ作成支援サービスが600,000円となる。オンプレミス版が初期費用1,150,000円、月額170,000円。FAQ作成支援サービスが850,000円。
なおクラウド版には、月額100,000円で最長3カ月、9時から17時の間利用できるお試し版が用意されている。