京都電子計算とUiPathは5月8日、UiPathが提供するUiPath RPAプラットフォームと京都電子計算の「Cloud PARK」を連携した「自治体向けRPA配信サービス」(LGWAN-ASP登録番号:A831090)を、5月11日に提供開始すると発表した。
新サービスは、LGWAN(総合行政ネットワーク)環境でRPA開発ツールである「UiPath Studio」、RPA実行ツールである「UiPath Robots」、RPA管理ツールである「UiPath Orchestrator」が利用可能になるというもの。
UiPath Orchestratorの使用により、導入後に煩雑になりがちなRPAの集中管理を実現するという。
また、通常は管理ツールの導入に必要となるサーバ構築などのスキルも不要なため、低価格・短期間で同サービスを開始可能としている。
提供開始に先がけ、2020年2月から3月にテストユーザーを募集し、LGWAN-ASP環境で自治体が同サービスのPoC(概念実証)を実施したとのこと。 実業務で同サービスを使用した自治体の意見は、同サービスのさらなる品質向上に使用したという。
今後両社は、全国の自治体に向けて同サービスを提供すると共に、自治体分野におけるさらなる事業拡大を目指すとしている。