Python Software Foundationは5月5日(米国時間)、「Python Software Foundation News: Python Developers Survey 2019 Results」において、2万4000名以上のPython開発者が参加した調査の結果を伝えた。
同調査は、Pythonがどのような用途で使われており、昨年と比較してどのように推移したのかなどがまとめられている。加えて、Python開発者が分野ごとによく使っているフレームワーク、ライブラリ、ツールなどについてもまとまっており、参考になる。
掲載されている主なフレームワークやライブラリ、ツールは次のとおり。
対象 | フレームワークやライブラリ、ツール |
---|---|
Web | Flask (48%)、Django (44%) |
データサイエンス | NumPy (63%)、Pandas (55%)、Matplotlib (46%)、SciPy (36%)、SciKit-Learn (33%)、TensorFlow (26%)、Keras (20%)、Seaborn (17%)、PyTorch (15%)、NLTK (14%) |
ビッグデータ | Apache Spark (13%)、Apache Kafka (9%)、Apache Hadoop/MapReduce (7%)、Dask (5%)、Apache Hive (4%) |
ユニットテスト | pytest (49%)、unitest (30%)、mock (15%) |
そのほか | Requests (56%)、Pillow (32%)、Asyncio (21%)、Scrapy (17%)、Tkinter (17%)、PyQT (15%)、Six (13%)、aiohttp (12%) |
「Python Developers Survey 2019 Results | JetBrains: Developer Tools for Professionals and Teams」は、Python Software FoundationがJetBrainsを使用して実施したPython開発者調査の報告書。今回で3回目。調査は2019年11月に実施されており、世界の150カ国を超える地域から2万4000名以上が参加した。