Q-Successから2020年5月のWebサーバのシェアが発表された。2020年5月はNginx・Cloudflare Server・LiteSpeedがシェアを増やし、ApacheとMicrosoft-IISがシェアを減らした。

この1年間はApacheがシェアを落とし、Apacheが下落した分をNginx・Cloudflare Server・LiteSpeedが分け合うという動きが続いている。シェアが増加しているWebサーバは比較的設計が新しいソフトウェアで、負荷の高いアクセスに対して高いスケーラビリティを発揮すると言われている。

  • 2020年5月Webサーバシェア/円グラフ

    2020年5月Webサーバシェア/円グラフ

  • 2020年5月Webサーバシェア/棒グラフ

    2020年5月Webサーバシェア/棒グラフ

  • Webサーバシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサーバシェア推移グラフ - 資料: Q-Success

順位 Webサーバ 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Apache 38.7% 39.5%
2 Nginx 32.1% 31.7%
3 Cloudflare Server 14.0% 13.6%
4 Microsoft-IIS 8.1% 8.3%
5 LiteSpeed 6.5% 6.3%
6 Google Servers 1.1% 1.1%
7 Node.js 0.8% 0.8%
8 Tomcat 0.2% 0.2%
9 Apache Traffic Server 0.1% 0.1%
10 Cowboy 0.1% 0.1%
11 Tengine 0.1% 0.1%
12 IdeaWebServer 0.1% 0.1%
13 Kestrel 0.1% 0.1%
14 ArvanNginx <0.1% <0.1%
15 Lighttpd <0.1% <0.1%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。