Facebookは4月24日(米国時間)、「離れていてもつながりを保つための新機能 Messengerルームを発表」において、今週から数週間かけてビデオ会議機能「Messenger Rooms」の提供を開始すると伝えた。米国で提供されることは明らかにされているが、どの国が提供の対象なか、どの国から提供を開始するのかなど、詳しい情報は公開されていない。
発表時点で、明らかになっている内容は次のとおり。
- サービス名称は「Messenger ルーム」。グループビデオ機能を提供する
- MessengerおよびFacebookからサービスを開始することが可能
- Facebookのアカウントを持っていないユーザーも招待可能
- 最大参加人数は50名
- 会議時間に制限なし
- 今週中に数カ国でサービスを開始する
- 向こう数週間かけてサービス提供を拡大する
- 向こう数カ月間かけて機能の追加を実施する
新型コロナウイルスの影響で、ビデオ会議やリモート授業へ運用形態をシフトさせる企業や教育機関が増えている。この状況を受けて、Zoomがユーザー数を大幅に増加させた。こうしたZoomの取り組みに対抗するように、各社が類似した機能および価格帯でのサービス提供を開始または発表している。
Facebookの発表した内容もZoomの提供するサービスの内容を意識したものと見られる。日本でサービスが提供されるのか、提供されるとすればいつから提供されるのか、詳しいことは発表されていない。