金融システムの構築やフィンテック分野の研究を行うCAICAテクノロジーズは23日、ブロックチェーン基盤を活用し、トークンで社内のコミュニケーションを活性化させるサービス「Gu-Gu」β版の提供を開始した。

  • 「Gu-Gu」の利用イメージ(同社資料より)

    「Gu-Gu」の利用イメージ(同社資料より)

他サービスとの連携を想定するサービス「Gu-Gu」は、ブロックチェーン技術を活用し従業員間の「ありがとう」や「いいね」の気持ちをトークン化。コミュニケーション情報を台帳に記録できる可視化ツールも提供され、コミュニケーション活性化とともに従業員間のコミュニケーション状況をグラフ化するなどテレワーク下での課題に向かえるツールになる。7月のリリースを予定していたが、新型コロナウイルス感染症によるテレワーク急増を踏まえ、前倒しでのβ版での無償提供を行っている。

同社は4月9日に1週間でテレワーク環境を導入できるサービス「テレワーク・クイックサービス」提供を発表しており、ブロックチェーン技術を活用し、位置情報と勤怠サービスと組み合わせた新しいテレワーク統合ソリューションの開発などテレワーク関連のサービスの拡充にも力を入れている。