リサーチ・アンド・イノベーションは4月23日、 同社が運営する家計簿アプリCODE」で登録されたレシートと商品バーコード情報を基に、 4月18・19日にマスクを購入できた消費者969人を対象に実施した調査の結果を発表した。
アンケートはレシートとマスクカテゴリの商品バーコードをアプリに登録した直後に聞けるアンケート機能(最速1分)を活用しており、 記憶が鮮明なうちに聞いているという。
直近180日間のマスクカテゴリーにおける売れ筋トップ20の日別購入者の推移は以下の図の通りとなっている。3月後半当たりから現れたアイリスオーヤマ製の「サージカルマスク ふつうサイズ」「安心・清潔マスク ふつうサイズ」が右肩上がりで販売数を伸ばしている。
直近60日間で「サージカルマスク ふつうサイズ」を購入できた流通チェーンは以下の図の通りとなっている。サンドラッグとウェルシアがほぼ同数で、それにツルハドラッグが続いている。
一方、直近60日間で「安心・清潔マスク ふつうサイズ」を購入できた流通チェーンは以下の図の通りとなっている。マツモトキヨシが最も多く、これに、ドラッグスギ、ココカラファインが続いている。
4月18(土)19日(日)にマスクを購入できた全国969人に聞いたところ、「このお店にあるとは知らなかったが、 来店したら買えた」が6割台で最も多く、 次いで「たまたま品出しのタイミングだった」が3割弱と、 いずれもラッキーなタイミングで購入できた人が多い状況のようだ。
また、マスクを購入した場所は、6割が「薬局・ドラッグストア」、 次いで「スーパー」が1割強となっている。
マスクの購入時間帯は全体で「昼(12~15時台)」が最も多く、 前後の朝と夕方が2割台。 年代別では、 20代以下は「朝(7~11時台)」が1割台と他年代に比べて低く、昼以降に購入している人が多かった。一方、60代以上は3割が「朝(7~11時台)」に購入しており、年代で購入時間帯が異なる傾向が見られた。