United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は4月16日(米国時間)、「Google Releases Security Updates|CISA」において、Google Chromeに脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある。
脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
脆弱性が存在するプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Google Chrome for Windows 81.0.4044.113よりも前のバージョン
- Google Chrome for Mac 81.0.4044.113よりも前のバージョン
- Google Chrome for Linux 81.0.4044.113よりも前のバージョン
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Google Chrome for Windows 81.0.4044.113
- Google Chrome for Mac 81.0.4044.113
- Google Chrome for Linux 81.0.4044.113
この脆弱性は深刻度が緊急(Critical)に分類されており注意が必要。Goolgeからは脆弱性を修正したバージョンがリリースされているので、上記のセキュリティ情報をチェックして、必要に応じてアップデートを適用することが推奨される。
Google Chromeはメニューから「Google Chrome について」を選択することでバージョンを確認できる。アップデート可能なバージョンが存在する場合はその旨が表示されるので、指示に従ってGoogle Chromeを再起動することでバージョンアップが適用される。