ヤフーは4月15日、同社が提供する事業者向けデータソリューションサービスとして広告代理店やコンサルティング会社が顧客企業への提案などに活用できる「DS.INSIGHT for Partner」の利用申し込みを開始した。

ヤフー・データソリューションは、同社の多様なサービスから得られるビッグデータを活用し、企業や自治体などの事業者を対象に商品・サービスの開発やその提供に至るまでのあらゆる領域において、データに基づいた事業の創造や成長、社会課題の解決などを支援するサービス。

現在、サービスは同社のビッグデータをブラウザ上で調査・分析できるツール「DS.INSIGHT」と、同ツールでは提供していないビッグデータも含めた分析結果や、活用支援のためのコンサルティングを顧客の課題に応じて提供する「DS.ANALYSIS」の2種類のメニューを提供しており、今回「DS.INSIGHT」でパートナー向けプランの提供を開始する。

従来、ヤフー・データソリューションではサービスの利用を契約企業内のみに限定していましたが、新サービスを契約することで、広告代理店やコンサルティング会社などにも顧客企業の施策検討、提案に活用できるという。

料金体系は、通常のプランではライセンス数に応じた料金だが、新サービスではライセンス数に制限はなく、利用量(アクション数)に応じた料金。ヤフー・データソリューションでは、随時機能改善や機能追加も継続して行っており、今後も新機能のリリースを予定している。