フォトシンスは4月13日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策にあたる医療機関や自治体などを支援することを目的に、同社のスマートロックソリューション「Akerun入退室管理システム」を2020年9月末日までの期間限定で最大1000台を無償で貸与することを発表した。
2020年4月13日時点、日本政府による非常事態宣言が出されるなど、新型コロナウイルスの感染が日本で広がりを見せる中、医療機関や自治体は拡大防止に向けた取り組みの最前線として活動が続けられている。今回の取り組みは、そうした新型コロナウイルス感染症対策に取り組む医療機関や自治体などに「Akerun入退室管理システム」(Akerun Pro)を1機関あたり最大10台無償貸与を行うというものとなっている(新型コロナウイルス感染症の検査を実施している機関や感染症患者を受け入れている機関を優先)。
医療機関や自治体などでの活用としては、施設における特定区域の出入り制御や特定個人の入退室履歴管理などへの活用のほか、Web上で特定区域に誰が入退室したのかといったことのリアルタイム把握、FeliCa/MIFAREに対応した入館証や社員証などのICカードをカギとして利用するほか、スマートフォンと専用アプリでの開錠などを想定していると同社では説明している。
なお、申込期間は2020年5月末までの予定で、申込方法は専用Webサイトにて必要事項を記入する形となっている。