United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は4月8日(米国時間)、「Google Releases Security Updates|CISA」において、Google Chromeに脆弱性が存在すると伝えた。
これら脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされており注意が必要。脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
脆弱性が存在するとされるプロダクトは次のとおり。
- Chrome for Windows
- Chrome for Mac
- Chrome for Linux
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Chrome 81.0.4044.92 for Windows
- Chrome 81.0.4044.92 for Mac
- Chrome 81.0.4044.92 for Linux
セキュリティ脆弱性のいくつかは深刻度が重大(High)に分類されており注意が必要。Googleからは脆弱性が修正されたバージョンがリリースされているので、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することが推奨される。
Google Chromeはメニューから「Google Chrome について」を選択することでバージョンを確認することができる。アップデート可能なバージョンが存在する場合はその旨が表示されるので、指示に従ってGoogle Chromeを再起動することでバージョンアップが適用される。