デジタルアーツは4月8日、「送信ドメイン認証(SPF/DKIM/DMARC)」に対応する新機能を搭載し、メールによる送信元認証機能をより強固にしたメールセキュリティ製品「m-FILTER」Ver.5.40を、同日より提供開始することを発表した。
新バージョンでは、国内で普及し始めている「SPF/DKIM」認証、およびこれらを補強する「DMARC」に対応し、より強固な送信ドメイン判定が可能となった。これにより、送信元偽装によるメール攻撃にも対応する強固なメールセキュリティを実現するという。
また、マルウェア「Emotet」への感染を狙う攻撃メールの多くに用いられるファイルを添付したメールを隔離する新機能を搭載したほか、URL偽装判定の精度向上など、より強固なメール判定技術を実装したということだ。
なお、m-FILTERでは、デジタルアーツが安全を確認した送信元ドメインとIPアドレスの組み合わせを蓄積したデータベースを配信する「ホワイトリスト運用」により、ユーザーが常に安全なメール環境を提供しているとしている。