テンダは4月7日、マニュアル自動作成ソフトの最新バージョンである「Dojo 8.00」をリリースした。新バージョンでは「テンプレートWord」機能を追加し、Word形式のマニュアル作成時間を最大60%削減(同社社内での検証)するという。

  • 「テンプレートWord」による出力イメージ

同製品は、通常どおりのPC操作を行うと自動で画像取得や文言作成を行い、マニュアルやe-ラーニングコンテンツを自動作成できるというもの。WordやExcel、PowerPoint、PDF、HTML5、動画など全12形式に対応、文章を音声ナレーションに自動変換、日本語の他、英語・中国語に対応といった特徴を持つ。

新機能であるテンプレートWord機能では、操作マニュアルや業務手順書などを作る場合、1ページ内に含む画像の数や説明文の位置を予めテンプレートとして設定しており、マニュアルの見た目を自動的に整えられるという。

  • 「テンプレートWord」機能

同機能により、分かりやすいレイアウトで、より効果的なマニュアルを旧バージョン比較して60%削減という短時間で作成可能とのこと。

  • 前バージョンとの差

さらに、利用するマニュアルの用途に適したテンプレートを選択できるよう、シンプルなデザインからポップなデザインまで、10種類を用意した。

これにより、製造業やサービス業などを中心に、より企業ニーズに合った多彩な業務マニュアルコンテンツをよりスピーディーに作成可能になったという。

今後は保守サービスに寄せられた情報などを基に、業務単位で追加利用可能なテンプレートをユーザーサポートサイトからダウンロード方法で提供し、ユーザーの利便性向上を 図っていくとしている 。