クラウドからIoT環境を利用できるプラットフォーム「obniz」を提供するスタートアップ企業CambrianRobotics(カンブリアンロボティクス)は3日、新型コロナウィルス対策として閉鎖空間の換気状況をCO2センサーで可視化し、換気を促すソリューションを提供することを発表した。

  • 人が集まる閉鎖空間の換気状況を可視化し、定量的な換気を実現するソリューションのイメージ(同社資料より)

    人が集まる閉鎖空間の換気状況を可視化し、定量的な換気を実現するソリューションのイメージ(同社資料より)

サービスは、ユニ電子のCO2測定センサ「LogttaCO2」を活用して取得したデータを同社の「obnizBLEゲートウェイ」を経由してアプリケーションで可視化、施設内の換気状況を数値化してグラフ表示できる。過去の換気履歴の取得や換気不良検知時にメールやチャットサービスで通知することもでき、アプリケーションはスマートフォンやPCなどで閲覧できる。

  • サービスの概要(同社資料より)

    サービスの概要(同社資料より)

サービスの利用はセンサー測定箇所が100カ所未満の場合、月額9,800円。初期費用150,000円、50,000円/測定箇所(センサ費用を含む)が必要になる。詳細はWebサイトにて。

obnizは"誰でもIoT"を掲げるシングルボード&クラウドが一体になったプラットフォーム。Wi-Fi接続を含む豊富機能もつボードとクラウドで手軽にIoTの魅力を味わえる。