NTTグループ内で広告展開およびセールスプロモーションを展開するエヌ・ティ・ティ・アド(以下略:NTTアド)とKaizen Platformは、NTTグループ内外のDX(Digital transformation)支援体制強化のため、DXのプランニングやコンサルティングを行う新会社「株式会社DX Catalyst」を設立したことを発表した。
新会社DX Catalystは、NTTアドが51%、Kaizen Platformが49%の比率の出資で4月1日に設立(資本金5千万円、資本準備金5千万円)。代表取締役にはNTTアド代表取締役の長谷部 敏治氏が就任している。また両社は、昨年1月に業務・資本提携を行っているが、今回更に関係の強化のためNTTアドは、Kaizen Platformの既存株主であるNTTドコモ・ベンチャーズから同社の株式を取得。持分比率を7.3%まで引き上げ、更なる協業体制の強化も図っている。
NTTアドは、NTTグループ各社等との共同出資の新会社NTT e-Sportsを1月に設立、4月に原宿駅正面にオープン予定「WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)」に新たなショールーミングスペースを開設するなど5G時代のマーケティングニーズへの取り組みを加速。Kaizen Platformは、動画クリエイティブから顧客体験改善までをサポートする動画クリエイティブプラットフォーム「Kaizen Ad」を展開している。両社により設立されたDX Catalystでは、5Gでさらに注目される動画を中心としたDXプランニングが提供される。