NECは4月2日、2021年度の新卒・キャリア採用計画を発表した。新卒は前年度と同数の500名を採用する。内訳は事務系が200名、技術系が500名で、国内連結子会社をあわせると1500名を採用する計画。
一方、即戦力として活躍可能な高度な専門性を有する人材獲得を加速するため、キャリア採用(経験者採用)を拡大し、前年度比100名増の400名を採用する計画。
既に発表が行われているが、今年から優秀な人材に対して学歴別初任給ではなく、本人が担う役割に応じた報酬水準で処遇する新たな仕組み(新卒ジョブ型採用)を導入する。
具体的には、「データサイエンス」「サイバーセキュリティ」「DXビジネス」「AI創薬」などの分野における一部のキャリア採用ポジションの門戸を学生に拡大する。学生の有するスキルと入社後に担う役割をマッチングし、成立する場合はキャリア採用ポジションの格付けで採用、職務ベースで月収を設定する。