Microsoftは3月30日(米国時間)、「The top 10 reasons to switch to the new Microsoft Edge|Windows Experience Blog」において、Chromiumベースの新しいMicrosoft Edgeへ切り替えるべき10の理由を伝えた。
新型コロナウイルスの影響で就業スタイルがテレワークにシフトしつつあり、Webブラウザへの依存度が以前にもまして強くなったと指摘。新たなMicrosoft Edgeはこの状況に対して優れた機能を提供するとして、以下を紹介している。
- コレクションでデータの整理が可能。コレクションを使うことでWebページやその一部、テキスト、画像などを簡単にグループ化することが可能。整理してファイルに出力したり、WordやExcelといったアプリケーションに送信したりすることもできる。コレクションはモバイルアプリからも利用可能になる見通し。
- 垂直タブの提供。ウィンドウの左端上部に追加されたボタンをクリックすることで垂直タブを展開。Edge上部のタブではわかりにくくなったページタイトルなどをわかりやすく確認可能。
- Webコンテンツをそのままコピーするスマートコピー機能。Edgeで選択したWebコンテンツをWeb形式を保持したまま貼り付け可能。画像やリンクなどのデータおよび書式もそのまま保持される。
- トラッキング防止機能による煩わしさの排除。
- ダークWebなどにパスワードが流出した場合にユーザに通知するパスワードモニタ機能。
- 強化されたプライバシモード(InPrivate)。
- ドキュメントリーディング体験を向上させる没入型リーダー機能(イマーシブリーダー)。
- 4K、ドルビーオーディオ、ドルビービジョンをサポート。EdgeはWindows 10でNetflix 4Kを視聴できる唯一のWebブラウザ。
- Bingで検索することでリワードポイントを獲得可能。溜まったポイントは100万以上の非営利団体に対して寄付が可能。
- ChromiumベースのMicrosoft Edgeは来月からロールアウトが継続して実施されるが、現在でもダウンロードして使い出すことが可能。
紹介されている機能のいくつかは3月30日(米国時間)に発表されたもので、試用するには新しいバージョンのMicrosoft Eedgeが必要。こうした機能は順次安定版へ提供されていくものと見られる。