三井情報(MKI)とインド発のスタートアップ企業Vymoの子会社であるVymo Japanは3月30日、協業開始を発表した。MKIは国内の金融機関に対して、Vymoが独自開発した人工知能(AI)を利用したモバイル営業支援アプリケーションの販売活動を展開していく。
新製品は、GPSを使用した訪問ルートの提案や、連絡漏れを低減するタスク管理などの機能を実装し、金融機関の営業のベストプラクティスを搭載したAIが、多様な形で営業職員の業務を支援するという。
また同製品は、管理職に対して適切なタイミングで部下の商談への介入や部下へのアドバイス提供を示唆するなど、営業職員の業務効率を高めると共に、組織としての営業力の強化や顧客本位の営業体制の整備を推進するとしている。
MKIとVymoは、協業により事業創出を加速すると共に、MKIが持つICTソリューションや知見、インテグレーションノウハウを生かしながら、金融機関の新たな営業活動の実現に向けたDXを支援していくとしている。