東海3生協(コープぎふ、コープあいち、コープみえ)を会員とする東海コープ事業連合は、音声認識による自動音声注文サービス「AIコンシェルジュ」を3月30日より導入した。USEN-NEXT GROUPのTACTが発表した。

従来ダイヤルプッシュ式で注文受付を可能とする自動音声注文サービスがあったが、無人の自動注文システムであるにも関わらず利用時間帯の制限があったり、昔ながらの機械音声に対する不満の声があったりと、途中離脱してしまう組合員が一定数おり、有人の注文センターへの電話が減らないといった課題があったという。

今回、この課題を解決するために、話し声で注文番号や個数を認識可能な自動音声注文サービスを新たに導入した。

TACTが提供する「AIコンシェルジュ」は、組合員が電話をかけると、組合員番号や電話番号をリアルタイムで音声認識し、注文したい商品番号を話すと自動的に注文を受付。加えて、従来の「ダイヤルプッシュ式」注文にも同時対応しており、音声とプッシュを併用して注文を受け付けることができるという。

これにより、「24時間365日」受付可能になり、組合員の利便性を向上し、ピーク時の混雑解消を促すという。