セゾン自動車火災保険は3月18日、AI-OCRを活用した自動登録システムによる保険金支払手続きを開始したことを発表した。
同社では顧客への迅速な保険金支払の実現のため、2019年6月より顧客から受領した書類をイメージデータ化して保管するシステムを運用するなど、業務プロセスの改革を進めているという。
今回導入するAI-OCRは、手書き文字や活字を文字データ化するOCR(光学文字認識)に、自己学習機能を備えたAI技術を活用することで、読み取り精度を向上し保険金支払の迅速化を可能にするもの。
このAI-OCRとイメージデータを合わせて活用することで、顧客から受領した書類のイメージデータの読み取りと保険金支払システムへの登録が自動化される。これにより、人による手動入力作業が不要となり、スムーズな保険金支払が可能になるということだ。