NTTデータは3月16日、官庁および自治体などの公共機関のデジタル化を推進するマルチクラウドソリューション「Digital Community Platform」を提供開始すると発表した。
同サービスは、公共機関のデジタル化実現に向けて、既存システムのクラウド化や新規導入の検討段階から運用、活用までを支援するクラウド基盤のマネージドサービス。
サービスの選択にあたっては、サイバー攻撃などの情報セキュリティにおけるサプライチェーンリスク、現地監査対応などの要件に合わせた、最適なサービスの組み合わせを提案する。
具体的には、NTTデータが金融機関向けに提供するクラウドサービス「OpenCanvas」のほか、パブリッククラウドの「Amazon Web Services」や「Microsoft Azure」、オンプレミス環境を利用できる。
安心安全なデータの利活用に寄与するため、機器構成情報の提供を行うなど、国の行政機関などのサイバーセキュリティに関する対策の基準である政府統一基準に準拠したクラウドサービスの利用を実現する。