Nutanixは3月12日、[統合型ストレージソリューションである「Nutanix Mine」]の国内において提供を開始した。今回、提供が開始されたのは「Nutanix Mine with HYCU」および「Nutanix Mine with Veeam」となり、今後はそのほかのバックアップソリューションベンダーとの統合ソリューションも展開が予定されている。

Nutanix Mineは、プライベートクラウド環境におけるプライマリストレージとセカンダリストレージの統合運用を可能にするプラットフォーム。バックアップベンダーのVeeamとHYCUとのネイティブ統合により、単一の管理コンソールを通じてHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャー)環境とバックアップの運用が可能となる。これにより、単体のバックアップおよびリカバリソリューションの運用コストや複雑性を軽減することができるという。

また、導入環境の合理化に加え、継続的な管理、スケーリング、トラブルシューティングなど、データバックアップ運用のライフサイクル全体をシンプルにするほか、特定のインフラ環境に適したバックアップサービスを選択・活用したいという要望に応えるとしている。

「Small NX-1465-G7」「Medium NX-8235-G7 x2」「Scale-outシステム NX-8235-G7 x1」の3種類を用意。Smallではラックサイズが2U、ノードあたり1.92TB×1のSSD、同12TB×2のHDD、利用可能なキャパシティは70~100TB、価格が1038万3000円~、Mediumがラックサイズが4U(2U×2)、ノードあたり1.92TB×2のSSD、同12TB×4のHDD、利用可能なキャパシティは140~200TB、価格が1895万6000円~、Scale-outシステムはラックサイズが2U、ノードあたり1.92TB×2のSSD、同12TB×4のHDD、利用可能なキャパシティは70~100TB、価格は947万8000円~。