チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは3月9日、中小企業(SMB)向け最新セキュリティ・ゲートウェイ「1500」シリーズの発売すると発表した。今回、発表した新アプライアンス製品では防御における新たな基準を設けることで非常に高度な第5世代のサイバー攻撃に対応し、これまでになく安心なネットワークの実装・管理を実現します。
新製品は「1530」「1550」「1570」「1590」の4機種。セキュリティ管理ソフトウェア「R80」が搭載されており、ゼロデイ攻撃や既知の脅威からの防御、ウィルス対策、ボット対策、IPS、アプリケーション制御機能、URLフィルタリング機能に対応する次世代多層防御機能が内蔵されている。
また、リモートワークの促進、働き方改革の促進に向けて、リモートワーク向けのVPN機能を標準機能として搭載し、時間や場所にとらわれない働き方が実現できるという。
さらに、NSS研究所による侵害防御システムテスト(NSS Labs' recent Breach Prevention Systems(BPS) Group Test)でも実証された、Eメール・インターネットから侵入を試むマルウェア、脆弱性の悪用、感染後の実害の防御率が100%、前世代の2倍以上のパフォーマンスを向上している。
そのほか、脅威防御性能は最大660Mbps(実環境トラフィックにて測定)、ファイアウォール・スループット最大4Gbps(RFC 3511, 2544, 2647, 1242 Performanceで測定)、1GbE ポートが1530/1550アプライアンスで6個、1570/1590アプライアンスでは10個、Wi-FiやLET・5G向けに設計された統合型セルラーモデムを搭載。
加えて、チェック・ポイントのモバイル向けアプリ「WatchTower」で、ITスタッフによる社内ネットワークの監視や外出中にモバイル端末での緊急対応を実現しているほか、追加設定不要なゼロタッチプロビジョニングにより1分以内にセットアップを可能とし、IoT端末検出・認識機能によるセキュリティポリシーの正確な定義を実現しているという。