ジャパンネット銀行は3月6日、同社が運営する情報提供メディア「KOUZA」において、企業で働く20~40代男女1200名を対象に実施した「働き方改革への”期待”と”実態”に関する全国調査」の結果を発表した。 全回答者に働き方改革の実施状況を聞いたところ、大手企業の社員は88.2%、中小企業の社員は22.8%実施していると回答した。
働き方改革を導入していると回答した大手企業の社員300名に「あなたの勤めている会社で働き方改革として実施されているもの」を聞いたところ、約9割(85.7%)が「労働時間の是正(残業廃止、有休取得義務化など)」を行っていると回答。
「働き方改革」に対してどの程度満足しているかを聞いたところ、「やや満足している」41.3%、「とても満足している」10.0%で満足している人が約半数(51.3%)、「あまり満足していない」34.3%、「全く満足していない」14.3%で満足していない人も約半数(48.6%)となった。
「満足していない」と回答した人に理由を聞くと、45.9%が「残業代の減少によって収入が減ったから」と回答し 第1位になった。
実際に減った残業代を尋ねたところ、1カ月で平均2万1905円の残業代が減少していることが判明した。残業時間は、1 カ月当たり平均12.6時間減少しているということがわかった。