LINEとIBJのグループ企業であるDiverseは3月5日、両社共同出資による新会社であるHOPを設立し、マッチングサービス事業に新参入すると発表した。新会社では、LINEのセキュリティ基準に加えて画像認証やパーソナライズなどのAI(人工知能)技術を利用し、信頼性・安全性を担保すると共に、プライバシーの保護も重視した事業を展開するという。
Diverseは婚活サービスである「youbride」など、新たな出会いの形を支援している。HOPは人と人との繋がりの距離を「HOP」と名付け、その繋がりを利用してパートナーと出会う、新たなマッチングサービスを提供するとのこと。
なお、同社は2月5日付けでLDIから商号変更した。資本金及び資本準備金は4億円であり、出資比率はLINEが60%、Diverseが40%。
LINEとDiverseは、LINEのセキュリティ技術と国内利用者数8300万人というユーザー基盤、Diverseが培ってきたノウハウを基に、サクラやなりすまし防止のための本人確認強化、パトロール・監視など、多様な面からユーザーが安心して利用できるサービスを目指し、価値観やスタイルの変化に適応した新しい出会いの場を提供していくとしている。