ソフトバンクのグループ会社であるリアライズ・モバイル・コミュニケーションズとソフトバンクは3月3日、ホログラム技術に強みを持つ米8iの技術を活用した国内最大規模の3Dホログラム撮影スタジオ「xRスタジオ」を2月にオープンしたと発表した。
xRスタジオでは、4Kカメラを搭載した最先端のキャプチャステージ1台のほか、2Kカメラを搭載したキャプチャステージ1台、撮影データを高速で処理する大規模なレンダリングファームを備え、これまで不可能だった等身大の高品位な3Dホログラムの即日生成を実現するという。
なお、xRスタジオではソフトバンクが3月27日に提供を開始する、5G時代ならではの臨場感溢れる視聴体験を実現するコンテンツ配信サービス「5G LAB」の「AR SQUARE」カテゴリーのコンテンツが制作されている。
リアライズ・モバイルとソフトバンクは、xRスタジオを自社のARサービスの開発などに活用するだけでなく、コンテンツプロバイダーなど外部パートナーへの提供も予定している。
xRスタジオを活用することで、コンテンツプロバイダーは5G時代を見据えた、新しい3D映像コンテンツのビジネスモデルを構築することが可能になるという。