TISは3月5日、AI-OCRトータルサービスである「Paperoid」に、新たに「帳票読み取りAIサービス」を同日より追加したことを発表した。
「帳票読み取りAIサービス」は、多種多様な帳票の入力業務を自動化し、手作業による入力の手間を削減することにより業務効率化を実現するサービス。
正確な振り分けや、精度の高い、歪み・傾き補正など、AI-OCRの読取精度を最大限に高めるほか、高精度なAI-OCRエンジン(Tegaki)を採用し、手書き文字を含めた文字認識率99.22%を実現するという。
同サービスの導入に加え、帳票業務自動化のための業務設計からRPAの導入、システムへの連携までをTISがトータルにサポートするということだ。
同サービスを活用することで、注文伝票、請求書、申込書などのシステム入力や、作業報告書やアンケートなどの自動Excel転記、紙のまま保管されている点検表や作業記録をデータ化することが可能となり、大幅な業務効率化が期待できるとしている。
利用ライセンス価格は、クラウド版が年間300万円、オンプレミス版が年間360万円(最低利用期間1年)。OCR従量料金は読み取り項目40万項目までが年間50万円、100万項目までが年間100万円、250万項目までが年間250万円(読み取りエリア1か所のOCRにつき1項目)。