ネットワークや情報活用、データキャプチャーソリューションでもユニークな製品を開発するハンモックは3月2日、同社が開発する取引先帳票対応OCRソフト「AnyForm」において自律型OCRエンジンを強化し、外部データベース連携に対応した最新バージョン「AnyForm OCR Ver.6」のリリースを発表した。

  • 「AnyForm OCR Ver.6」でのシステム運用における負担を軽減させる新たな仕組み(同社資料より)

    「AnyForm OCR Ver.6」でのシステム運用における負担を軽減させる新たな仕組み(同社資料より)

最新バージョンVer.6での改善ポイントは、マスタデータとのやりとりの負担を軽減する外部データベース連携。通常ならば「AnyForm OCR」内にマスタデータを保存する場合、基幹システムのデータをエクスポートしたあとに、「AnyForm OCR」内にインポートする必要があったが新バージョンでは、Microsoft SQL Serverのデータベースと直接連携しデータの同期を行うことができるようになっている。対応データベースは順次追加される予定。

また、同製品の特徴である"自律型OCRエンジン"も強化され、従来バージョンでは困難な罫線のない帳票の読み取りや印影除去機能によりOCRの認識率が40%向上、加えて1枚に複数の帳票がレイアウトされているタイプなど複雑なレイアウトにも対応している。