セントラル警備保障(CSP)は3月2日、最新の画像解析技術を活用し防犯カメラの映像からいくつかの類型を検知し対応するサービス「VACSシステム」を開始した。
提供される項目は、置去り、転倒、白杖、車いす、ベビーカー、アルミ風船などの6つの項目の動き。これらを自動検知し、セントラル警備保障が運営するCSP画像センターに通知される。センターでは画像確認を行った上で、"お知らせ(電話、PC、スマートフォンへ電話やメールなどで情報の告知)"や"駆けつけ"(同社のパトロール員が駆け付けなどを行う警備サービス)を行うもの。2020年内に追加で侵入、うろつき、混雑、顔認証、盲導犬など検知項目の追加も行う。
CSP画像センターでの画像確認や誤報などにもAIを用いる予定でデータをもとにした解析精度の向上を図る。