Q-Successから2020年3月のWebサイト向けCMS (Content Management System)のシェアが発表された。2020年3月はCMSを使っていないサイトの割合が微減した。CMSではWordPressとShopifyのシェアが増加し、JoomlaおよびDrupalのシェアが減少した。

JoomlaとDrupalは長期にわたって下落傾向が続いている。一方、Shopifyはシェアの増加を続けており、現在の傾向が続けば1年以内にShopifyのシェアがJoomlaのシェアを抜いてCMSにおける第2位に浮上する可能性がある。WordPressは長期にわたって増加傾向を続けており、2020年3月にもシェアを増やしている。CMSとしてWordPressは強い影響力をさらに強め続けている。

  • 2020年3月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

    2020年3月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

  • 2020年3月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

    2020年3月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success

順位 CMS 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 None 42.7% 42.8%
2 WordPress 35.9% 35.7%
3 Joomla 2.5% 2.6%
4 Shopify 2.1% 2.0%
5 Drupal 1.6% 1.7%
6 Squarespace 1.5% 1.5%
7 Wix 1.3% 1.3%
8 Bitrix 0.9% 0.9%
9 Blogger 0.9% 0.9%
10 Magento 0.8% 0.8%
11 PrestaShop 0.6% 0.6%
12 OpenCart 0.5% 0.5%
13 TYPO3 0.4% 0.4%
14 Weebly 0.3% 0.4%
15 Adobe Dreamweaver 0.3% 0.3%
16 GoDaddy Website Builder 0.2% 0.2%
17 Bigcommerce 0.2% 0.2%
18 Progress Sitefinity 0.2% 0.2%
19 FrontPage 0.2% 0.2%
20 DataLife Engine 0.2% 0.2%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。