TISは2月26日、基本給・賞与、人事評価および勤務制度などの処遇が定年後の65歳以降も正社員と同様となる70歳までの「再雇用制度」を、2020年4月に導入すると発表した。
70歳までの「再雇用制度」では、一定の条件を満たした社員を70歳まで処遇が変わらないまま1年単位で雇用を継続する。今後5年で合計50名を超える社員が本制度の対象となる予定。
同社は、2019年度より60歳以降も処遇制度が変わらない「65歳定年制度」を導入し、中高年期の社員が長く活躍できるとともに、意欲的に能力を発揮できる環境の整備をしてきた。
少子高齢化が進む日本において優秀な人材の獲得は会社の成長に不可欠であり、現場組織からもパフォーマンスの高い高齢人材の継続雇用を求める声などもあり、「再雇用制度」の導入を決定したという。