米スミソニアン博物館(Smithsonian Museum)は現地時間25日、同博物館が持つ画像など約280万のデジタルアイテムをクリエイティブコモンズゼロ(CC0)で公開したことを発表した。
1848年に英国人James Smithson氏が知識の向上と普及に提供した基金から出発した米国を代表する博物館は"億"を超える収集品を誇る。公式サイトのSmithsonian Open Accessから利用できる。クリエイティブコモンズゼロ(CC0)に指定されたデータは、スミソニアンの許可や支払いを必要とせず商用/非商用で利用できる。
同博物館のJohn Davis氏は"オープンアクセスは、スミソニアンの核となる使命であり、175年近く培ってきた知識の"増加と拡散"を例示するものになります。"と広く知識をオープンにする使命の実践であることを述べている。従来、個人、非営利、教育目的で470万以上のコレクション画像を公開している。今回、よりオープンなクリエイティブコモンズゼロに約280万を指定、2020年後半までに300万以上を目標にしている。