有名人や偉業を成し遂げた人たち。どんな1日を過ごし、どんなノートを活用していたのか? クセや習慣、来ている服のブランドまで気になるところではないだろうか。コーヒーの習慣について紹介したのが起業家向けの情報サイトEntrepreneurアジア版の記事「Do You Drink More Coffee Than Elon Musk, Mark Zuckerberg and Other Creative Leaders?」だ。

寄稿するのは米国で人気のテレビニュース番組のトークショーRed Eyeのパネリストやコンシューマーエレクトロニクスの雑誌の編集の経験を持つ寄稿者のBill Schulzさん。映画から政治、お酒から音楽の話題まで幅広いテーマの記事を提供している。多くの話題を提供できる人だけに切り口もユニーク。Mark Zuckerberg氏からベートヴェン(Ludwig van Beethoven)まで、様々な人のコーヒーや紅茶など日々の摂取量を紹介している。なお、効能とは関係ないのでご注意を。

まずは自動車Teslaとロケット開発Space Xと2つの企業を創業し、CEOを務めるElon Musk(イーロン・マスク)氏。南アフリカ出身の起業家だ。頭の中はどうなっているのかと思ってしまうが、コーヒーは1日2杯という。だが、調べてみるとMusk氏は2000年代はDiet Cokeを1日8缶、コーヒーももっと摂取していたようだ。「興奮状態になり、周辺視野を失い始めた」と当時の記事にある。どうやらその後、摂取量を減らしたのだろう。

69歳だが、ロックスターのようなスタイルを保ち続ける起業家、Richard Branson氏(リチャード・ブランソン)ーー言わずと知れたVirgin Groupの創始者で、サーの称号も受けている。英国人であるBranson氏が好むのはもちろん紅茶。1日20杯の紅茶を飲むのだという(砂糖はなし、ミルクのみ)。なお、Branson氏は朝5時半に起きてカイトサーフィンをするのが日課だという。

今年生誕250周年の作曲家ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)も、コーヒーに魅せられていたようだ。音楽好きには知られた話かもしれないが、几帳面なベートーヴェンは常に、きっちり60粒のコーヒー豆で1杯のコーヒーを煎れていたのだとか。

第26代米国大統領のセオドア・ルーズベルトも無類のコーヒー好きだったそう。ルーズベルト氏の息子は、父親のコーヒーカップは「バスタブのようなものだった」と振り返っていたそうだが、確かにそうだったのだろう。Wikipediaには「1日1ガロン」飲んでいたとある(1ガロンは約3.8リットル)。

起業家といえばこの人、Facebookを共同創業しCEOとして率いるMark Zuckerberg氏。果たしてMark Zuckerberg氏はいかほどなのか?ほかにもDavid Lynch氏(映画監督)、Heidi Klum氏(スーパーモデル)、David Letterman氏(司会者、コメディアン)、Gertrude Stein(ガートルード・スタイン、米国の小説家)など多数の著名人をスライドーショー形式の記事で紹介している。