SB C&Sとホロラボは2月25日、3D CADで作成した設計データを自動でAR(拡張現実)/MR(複合現実)に変換する製造業・建設業向け可視化ソリューションである「mixpace(ミクスペース)」のHoloLens 2対応版を、3月2日に発売すると発表した。
mixpaceは、AR/MR技術を利用する3Dデータの可視化を行いたい法人ユーザー向けサービス。2019年2月25日にHoloLens対応版をリリース、同年12月3日にiPad対応版をリリースしている。
HoloLens 2対応版ではmixpaceの特徴という、3D CADやBIMデータのAR/MR化に必要な変換・管理・表示機能をワンストップでの提供も引き継ぎ、3D CAD・BIMデータのAR/MR向け変換処理システムの改善を実施したという。
HoloLens 2 対応版では、視野角が従来デバイスと比較して大きく向上し、より大きな表示寸法の可視化が容易になり、直感的な操作UIにより表示した3Dモデルの操作性が向上し、現実空間での位置合わせが容易になったという。また、3D CAD・BIMデータのAR/MR向け変換処理を高速化したという。