4月からの働き方改革関連法の中小企業への適用拡大を控え、エヌ・ティ・ティ・コムウェア(以下、NTTコムウェア)は、同社のクラウド型勤務管理サービス「follow」に機能を追加拡充して2月23日から提供する。
時間外労働の上限規制(月45時間・年360時間)や年次有給休暇の取得や労働時間の適正把握の義務化、勤務間インターバル制度の導入促進など働き方の多様化や生産性の向上を目指す働き方改革関連法。大企業を中心に2019年4月から大企業を中心に適用されているが2020年4月からは中小企業への適用がスタートする。
NTTコムウェアは同社が展開するクラウド型勤務管理サービス「follow」にフレックスタイム制の強化や勤務間インターバル制度など働き方改革関連法に対応する新たな機能を追加し、2月23日から提供を開始する。
法令への対応や多様な勤務体系対応のほか多言語・タイムゾーン、シフト勤務管理強化のために医療・介護業界への実績を持つNTTデータセキスイシステムズの「快決!シフト君」との連携が図られている。また、ビジネスシーンには欠かせない「Microsoft Office 365」などとの連携強化も予定している。
followは、勤務管理、休暇管理、工数管理、旅費管理などの機能をクラウドで月額200円/IDからの価格で提供するサービス。GPSを用いた作業場所記録や作業内容の可視化などオフィス外での労務管理にもオプションで対応できる。