BetaNewsは2月17日(米国時間)、「Microsoft is dropping support for Windows 10 version 1809」において、Microsoftが今後数カ月でWindows 10バージョン1809のサポートを終了すると伝えた。このエディションは2018年11月に公開されており、「Windows 10 October 2018 Update」という名称で提供が行われた。
Windows 10バージョン1809と同じタイミングでサポートが終了するWindows 10は次のとおり。
- Windows 10 Home, version 1809
- Windows 10 Pro, version 1809
- Windows 10 Pro for Education, version 1809
- Windows 10 Pro for Workstations, version 1809
- Windows 10 IoT Core, version 1809
Windows 10バージョン1809へのアップデートには多くのユーザーが悩まされた。というのも、このバージョンへのアップデートでは複数の不具合が発生し、多くのユーザが一時的にアップデートの適用を見送ったという経緯がある。苦い経験があったことから、Windows 10バージョン1809からより新しいバージョンへのアップデートを見送ってきたユーザも少なくないと考えられる。
Microsoftは2020年5月12日以降、Windows 10バージョン1809を使っているユーザーに対してアップデートを実施するように通知を行うとしている。セキュリティ対策の観点からも、サポートが終了するよりも前にアップグレードを実施し、サポートが提供されているバージョンを使用することが望まれる。